インパクト。

  • 2015.01.26 Monday
  • 23:56
 最近、イエルジー・コジンスキーの「異端の鳥」が「ペインティド・バード」として新訳になりました。
 他にも、「長いお別れ」が村上春樹さんの新訳で出ていたり、トーベ・ヤンソンの「彫刻家の娘」も、新訳で出ています。コジンスキーでは、「預言者」(映画「チャンス」の原作です)が、「庭師〜ただそこにいるだけの人〜」という新しい訳になっています。
 こういうとき、私は、いちばん先に読んだものを、いい、と思ってしまいます。訳のまちがいとか、訳者の個性とか、いろんな理由はあるのでしょうけれど、読者のかってな意見では、刷り込み、というのでしょうか。最初に読んでおもしろかったものは、訳が変わると、違和感があります。
 たぶん私が、がんこなのだ、と思います。でも、インパクトは、ゆずれません。
 「異端の鳥」などは、物語そのものが、強烈な力を持っているので、頭の中の印象を書き換えるのは、私にはむずかしいです。
 ただ、どんな形でも、残っている、というのはだいじだ、とは思いますけれど……。
 村上春樹さんという方は、私はあまり読んでいないのですけれど、健康的な方なのでしょうね。新訳の「ロング・グッドバイ」は、退廃さが少ないように思います。
 そして、私は、その退廃が、好きなのです。
 高校生に語られたら、村上さんも不本意だ、と思いますけれど、許して下さい。
 
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