何とは言いません。

  • 2015.10.04 Sunday
  • 23:30
 小説でも、マンガでも、「職業もの」というのが、流行っているらしいですね。
 私は、「どんなものでも、たいていはおもしろいところがある」と思って読んでいますが、よく、「これは現実ではない」、という文句を言う人が、います。
 私が、どうしても分からないのは、「創作だから面白く書くのが、なぜいけないのか」です。
 どんな仕事でも、たいへんでないものはありません。「東風」は、常連客の獲得と、中国茶の通販で、どうにかやっていっていますけれど、大学の費用は、たぶん、私が生命保険を切り崩して当てることになりそうです。お茶やコーヒーの原価のほかに、たとえば、店で音楽を流していると、JASRAC に料金を払わないのは、知っていますか?
 そういう、現実の厳しさを……私の場合、非実在青少年なので、非実在喫茶店や非実在図書館ですけれど、「現実」に、むやみに近づけることを、「阿諛」、と言います。そういうものが読みたいお客様は、年に7万冊も本が出るのですから、もっと現実コピー小説を読んでいて下さい。私の本は、読まないで下さい。ファンタスティックな小説は、読まないで下さい。
 ……と言いながら、ちょっとずつ、現実も入れているのですけれど、ね。
 また、フィニイやボーモントは、現実を巧みに取り入れた、すごい人たちです。早見さんが、それほどではない、と言ってしまえば、それだけのことではあります。

 どうも、季節の変わり目には、精神が安定しませんね。ごめんなさい。
 けれど、小説は、何かの入門書とか、そういうものと違う、というのは、私のささやかな主張です。
 
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM